憧れのギターヒーロー【10-FEET/TAKUMA編】

TAKUMA

本名:三田村 卓真

1975814

京都府出身

10-FEET

10-FEET、“心のダイブ”で駆け抜けた50分のロックショー - Real Sound|リアルサウンド

 【画像引用元:https://realsound.jp/2021/03/post-721656.html】

今回のギターヒーローは人気3ピースバンド10-FEETのフロントマン「TAKUMA
」です。

映画THE FIRST SLAM DUNKの主題歌「第ゼロ感」が大ヒット中の10-FEET

そんな熱い楽曲を主に手掛けているヴォーカル兼ギターのTAKUMAは、1020代を中心としたファンに多大な影響を与えているギタリストです。

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アニソン出身メタル育ち。

小学生の時に聴いたBon Joviでハードロックに出会い、その後メタリカ、メガデス、パンテラとヘヴィメタルにのめり込んでいきます。邦楽ではアニソン、ポップスを聴いていたそうですが、X JAPANBOOWYZIGGYなどロック系を好んで聴くようになったそうです。

中学高校と部活に励む傍らギターにも熱中して練習していたそうです。コピーバンドではメタリカやマシーンヘッドを演奏しギターがメインでした。

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 メタリカ/ジェイムズ・ヘットフィールド

【画像引用元:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/89808/2】

10-FEET

1997年にTAKUMAがベースのNAOKIを誘い、その後ドラムのKOUICHIが加入して10-FEETが結成されます。京都のライブハウスを中心に活動を続け2000年に上京し共同生活をしながらライブを中心とした生活を送っていきます。

2002年にアルバム「springman」は発売、ツアーを敢行し徐々にではあるが10-FEETの名が知られるようになっていき、3rdシングル「RIVER」がオリコン初登場30位を記録し着々と人気を得ていきました。

そして、活動拠点を京都へと戻し自身らで事務所を立ち上げ4thシングル「nil?」でメジャーデビューとなります。

10-FEET 『nil?』 | JUNGLE☆LIFE

その後、様々なフェスに参加、全国ツアーなどライブを中心とした活動をする中、他のアーティストとのコラボやイベントに参加し音楽の幅を広げていきます。

そんな中、2008年に10-FEETが企画した京都音楽フェス「京都大作戦」が開催されます。親交のあるアーティストや京都出身のアーティストが出演し、レゲェ、ヒップホップとジャンルも多様化し、年々と規模を大きくなり毎年恒例の京都野外音楽フェスとなりました。

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【画像引用元:https://realsound.jp/2022/08/post-1090487.html】

着実にライブバンドとしての経験を積み、エモーショナルなライブで1020代そして多くのファンを虜にしています。

 

エクスプローラ―

TAKUMAのアイコン的なギター「エクスプローラー」。デビュー前から使用しており、メタリカのジェイムズ・へットフィールドに憧れ、日本のバンドでエクスプローラーを使用しているギターボーカルがいないという理由から長年使用しています。

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Gibson Explorer'76

エクスプローラーとはレスポールと共通する部分も多いGibsonを代表する変形ギターの一つです。上下に引き延ばしたような形状で大きなボディが特徴です。

1ピースマホガニーといった贅沢な作りで、重量も軽く見た目とは裏腹に使いやすいギターです。ボディが大きいことから鳴りも良く、サスティンにも評価が高いです。

TAKUMAのギターには自身が関わったファッションブランドのステッカーが貼られることがあり、「MOBSTYLES」「Seedless」「range」が多く、また親交が深く互いにリスペクトし合っているバンド「G-FREAK FACTORY」のステッカーを必ず貼っています。エクスプローラーは同モデルを数本所有しており、カラーもブラック以外にもチェリー、ホワイト、ナチュラルと揃えています。

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 ↑ G-FREAK FACTORYのDREAD ROCKステッカー

初期の頃のピックアップはディマジオスーパーディストーションが搭載されていましたが、近年はセイモアダンカンJBや、Gibsonバーストバッカーを使用しています。リスペクトしていたパンテラのダイムバック・ダレル氏が逝去した時にはダイムバッカーを搭載していました。

SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン )  / SH-4 JB Zebra ピックアップ

 

他にはGibson SG、Fender クラプトンシグネイチャーモデルや、P.R.S CUSTOM 24ESP バイパー、FUJIGEN EFLなどを所有していますが、ライブではエクスプローラーがメイン機となっています。最近のライブではE-Ⅱイクリプスを使用しているのが見られます。

ayapettanさんのイラストまとめ

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TAKUMAを筆頭に近年エクスプローラーを使用しているアーティストが多くなってきました。

端整なハイゲイン

使用アンプはメタル出身ということもあり、ハイゲインが好みで初期の頃はVHT PITBULLを使用していました。ヘッドに搭載されたEQでドンシャリな深い歪ですが、整われた音粒で聞き心地のいい歪が特徴です。スリーピースバンドのボーカルとういこともあり、厚みのあるサウンドかつボーカルを引き立たせるサウンドになるように意識していると語っています。

VHT Pittbull Fifty CL - Cutaway Guitar Magazine

VHTを長年使用しダメージが多くなってきたため、サブアンプのCommune Marshall JVM410がメインアンプとして使用されています。VHTの後継機種FRYETTE、DiezelやMesa Boogieも考えていたそうでしたが、厚みがあり、あたたかみのある深いサウンドが気に入っているようです。

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【画像引用元:https://www.barks.jp/news/?id=1000108186】

またサブアンプとしてケトナーが置かれ、2022年頃からはBlackstarのヘッドが配置されています。歪、クリーンも基本的にはアンプのみで作っており、足元はシンプルで、ボリュームペダル、スイッチャー、ディレイ、チューナーとなっており曲によってはワウペダルや、フランジャーが配置されている場合もあります。

 低ければ低いほど

TAKUMAの特徴的なプレイスタイルは、ギターを低く構えたスタイルです。ストラップを長くセットし、コード弾きの時はギターを真っすぐ立ててるくらいに構え、ブリッジミュートするときは右肩をグッと下げて弾いています。

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レポート】10-FEET、「バンドを始めた初期に友達の前でライブしているような気持ち」 | BARKS

【画像引用元:https://www.barks.jp/news/?id=1000198474】

ボーカルに念頭を置いているため、歌唱中はコードストロークが多く感情的なプレイが多く見られます。メタル出身ということもありヘヴィなリフが多く見られますが、低いギターの位置でも丁寧に弾いています。

3ピースバンド

10-FEETのような最小限のバンド形態3ピースバンドは近年少なくなってきたかのような感じが見受けられます。どうしても楽器を演奏しつつ歌わなければならないと制約がかかってしまいます。けれど、そんなことおかまいなし!と言わんばかりに熱くエモーショナルな3ピースバンドはまだまだいます!

ACIDMAN

Hi-STANDARD

Hawaiian6

dustbox

dizzy sunfist

WANIMA

locofrank

・サンボマスター

…and more

 どの3ピースバンドも音楽フェスでは熱いライブで人気を博し、3人とは思えないほどの演奏力で多くのファンを魅了しています。

Hi-STANDARD 3年ぶりライブや活動再開の裏側も追いかけたドキュメント放送決定 | Daily News | Billboard JAPAN

【画像引用元:https://www.billboard-pan.com/d_news/detail/33677】

 フェスには欠かせない存在

10-FEET、バンド結成25周年ツアー・ファイナルの野外ワンマンライブ、 聖地・太陽が丘に約2万人が集結! 映画『THE FIRST SLAM  DUNK』エンディング主題歌「第ゼロ感」も初めて披露! | USENの音楽情報サイト「encore(アンコール)」

【画像引用元:https://e.usen.com/news/news-event/10-feet25-2-the-first-slam-dunk.html】

10-FEETと言えば「野外フェス」。自らのフェス京都大作戦を筆頭に様々なフェスに参加し続け、音楽に関わらず多くのアーティストとのコラボで常に進化し続けています。

日本3ピースバンドのパイオニアHi-STANDARDとの共演や、後輩バンドWANIMAとの共演で10代、20代に関わらず幅広い年齢層から指示を受けています。 

TAKUMAのMCも魅力のひとつで、自身の素直な気持ちを正直に語りかけ、恥ずかしさや情けなさ、怒り、悲しみなどの感情全てを大声で代弁してくれる。そして、笑い、踊り、歌う...人間の感情全てを出し切ってくれる。そんなTAKUMAのMCにフェスの参加者はどんどん虜になっていきます。

高い演奏力と人間力が織りなす10-FEETのライブは必見です!

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